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Instagram広告で集客UP!広告の種類や出稿方法をまるっと紹介
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集客のためにSNSをやっているという人も多いのではないでしょうか。
最近のSNSの中でも、とりわけ利用者が多いものの一つがInstagramです。
現在、Instagramの月間アクティブユーザーは世界で10億人ともいわれています。
この記事では、Instagram広告の出稿を検討している方のために、Instagram広告の特徴やInstagramに出せる広告の種類を紹介し、実際の出稿の手順もご説明します。
Instagram広告を出すには広告の管理がしやすくなるFacebookビジネスマネージャの使用がおすすめです。
Facebookビジネスマネージャは無料で使えて、アカウントをつくるのも難しくありません。
Instagram広告は、単に多くの方に美しい写真や動画で商品やサービスをPRできるだけでなく、ターゲットをしぼって効果的に広告をだすこともできます。
通常の投稿に加え、Instagram広告を活用し、より多くの人にPRしたいとお考え方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
Instagram以外のSNSにも広告をだすことができます。
利用者の多いInstagram、Facebook、Twitter、LINEのSNS広告について書いた記事もあるので、関心のある方はぜひ読んでみてください。
SNS広告を集客に活用しよう!4大SNS広告の特徴とリスティング広告とのちがい
Instagram広告とは?出すメリットは?
Instagram広告とはSNSのInstagramの中で出せる広告です。
Instagram広告はInstagramのフィード、ストーリーズ、虫メガネアイコンをタップすると見られる発見タブ、IGTVに表示されます。
日本の月間アクティブユーザーは3,300万、世界では10億ともいわれます。
Instagram広告は広告っぽさがなく、フィードやストーリーズに自然になじむのも特徴です。
Instagram広告のメリットは、フォロワー以外にも見てもらえる機会を作れること。
そして、Instagramの通常投稿にはできない、URLリンクが可能になることです。
これによりショップのホームページやキャンペーンページなどへの誘導が可能になります。
また、年齢や性別、興味などでターゲットをしぼって広告が出せるので、費用が抑えられるのもメリットです。
一方、ほかのSNS広告に比べると拡散力が弱い面もあるので、ほかの媒体に広告を出した方がいいこともあります。
ご自分のダイビングショップにInstagram広告が適しているかどうかは、顧客が好むSNSなどからも判断できます。
顧客と利用者がマッチしていれば有効な方法ですが、そうで無い場合はあまり結果につながらない可能性もあります。
Instagram広告の種類
Instagram広告の主な広告の種類と特徴は以下の通りです。
写真広告
Instagram広告では一番基本的な広告で、画像1枚と文章を設定できます。
正方形、縦長、横長の写真が選べます。
通常の投稿に近いので投稿欄に自然になじんで広告っぽくなく、見てもらいやすいです。
動画広告
商品やサービスを映像で伝えられます。
写真広告と同様に正方形、縦型、横型の映像が選べ、最大60秒の動画が使えます。
ストーリーズ広告
ストーリーズで流れる広告です。
スマホの画面いっぱいに表示されるので動画や写真を見てもらいたい時におすすめ。
カルーセル広告
一つの広告に写真や動画を複数使えるので、多くの情報を伝えることができます。
広告を見る人が広告の画面をスワイプすると次の動画や写真が出てきます。
コレクション広告
スマホでの表示でメイン画像の下にInstagramアカウントから選んだ複数の画像を配置できます。
メイン画像下の画像をタップすると画像の情報が見られます。
Instagram広告を出す準備をしよう
Instagram広告を出すにはInstagramのプロアカウントが必要です。
そして、Facebookビジネスマネージャに登録し、Facebook広告マネージャを使うと広告の管理を一か所でできて、複数人で作業することもできるようになるのでおすすめです。
FacebookビジネスマネージャにはFacebookページが必要なので、Facebookページがない場合にはつくりましょう。
InstagramのプロアカウントとFacebookページについてくわしく説明した記事もあります。
InstagramのプロアカウントとFacebookページをまだつくっていない方は参考にしてください。
Facebookページとは?作成するメリットとページの作り方
Instagramでもっと集客を!ビジネス用アカウントのメリットと活用術
Facebookビジネスマネージャに登録したら、Facebook広告アカウントをつくりInstagramアカウントと連携します。
すこし手間かもしれませんが、最初の1回だけです。
以下でやり方をくわしく説明します。
準備①Facebookビジネスマネージャのアカウントをつくる
①以下のリンクからFacebookビジネスマネージャのページにアクセスします。
https://business.facebook.com/
②「ビジネスおよびアカウントの名前」「あなたの名前」「仕事用メールアドレス」を登録。
③「完了」を押して登録終了。
準備②Facebookページを登録
①登録のすんだFacebookビジネスマネージャにログイン。
②「ビジネス設定」をクリック。
③「アカウント」から「Facebookページ」を選びます。
④「ページを追加」から自分のFacebookページのURLを登録。
準備③広告アカウントをつくる
①Facebookビジネスマネージャの「ビジネス設定」をクリック。
②「アカウント」から「広告アカウント」を選びます。
③「追加」から「新しい広告アカウントを作成」をクリックしてアカウント名を入れます。
準備④InstagramとFacebookページの連携
①Instagramの「設定」を選びます。
②「設定」から「リンク済みのアカウントを選ぶ」をクリック。
③「Facebook」を選ぶとリンクするかきいてくるので「リンク」を選択。
以上で準備は完了です。
つぎはInstagram広告の出し方を説明します。
Instagram広告の出し方
Instagram広告を出すときには、大きく分けて以下3つの設定をしていきます。
1、広告の目的を決める「キャンペーン」
2、広告を出す場所や見てほしい人を設定する「広告セット」
3、出す広告そのものをつくる「広告」
広告はFacebook広告マネージャで出せます。
https://www.facebook.com/business/tools/ads-manager
以下、やり方をご説明します。
STEP1:キャンペーンを設定
①「キャンペーン」のタグを選びます。
②「作成する」をクリック。
③目的を1つ選択。
キャンペーンの種類はたくさんありますが、Instagram広告では以下の目的を設定することが多いです。
・ブランド認知度アップ
関心を持ってくれる人を増やす
・リーチ
たくさんの人に見てもらう
・トラフィック
たくさんの人を広告リンク先に誘導する
・動画の再生アップ
たくさんの人に動画を見てもらう
・コンバージョン
商品の購入、会員登録につなげる
④目的を選んだら「キャンペーン名」を入力します。
STEP2:広告セットを設定する
①オーディエンスを設定
広告を見てほしいターゲットを思い浮かべながら設定します。
地域、年齢、性別、言語など7項目が設定できます。
②配置を設定Instagramのみ配信なので「手動で配信」を選び、Instagramを選択
③予算、掲載期間を設定
「1日の予算」と「通算予算」から選べます。
「1日の予算」は広告を出している間の1日あたりの上限金額を設定できます。
「通算予算」は広告を出す期間中の予算を設定できます。
Instagram広告は1日あたり100円程度で出すこともできますが、広告が表示されるかどうかはオークションで決まるので、予算が少なすぎるとあまり表示されないこともあります。
そのため、1日1000円程度、1か月で3万円程度の予算はみておいたほうがいいようです。
Instagram広告の課金方法は以下の通りです。
費用は参考程度にみていただければと思います。
・CPM課金「Cost Per Mille」の略。
インプレッション数1000の単位で課金。
画面に表示された回数(インプレッション)に対して費用を払う。
1人に広告を表示させるのに0.5~1.5円程度かかる。
・CPC課金「Cost Per Click」の略。
クリックされた数に対して課金される。
クリック1回で30~120円程度かかる。
・CPI課金「Cost Per Install」の略。
アプリのインストール数に対して課金。
1インストールあたり100円~150円程度かかる。
・CPV課金「Cost Per View」の略。
動画の再生回数に対して課金。
1再生で4円~7円程度かかる。
STEP3:広告で出稿する広告をつくる
①「アイデンティティ」でInstagramを選びます。
FacebookとInstagramの連携が済んでいれば、プルダウンで選べます。
②「形式」で広告のフォーマットを選びます。
複数の画像・動画のカルーセル式か1枚かを選択します。
③「メディア」で画像か動画をアップロードします。
④「テキスト」でメインテキスト、見出し、アクション(「くわしくはこちら」「申し込み」など)を設定
Instagram広告では文字の面積が20%以上だと広告を出せないこともあるので要注意です。
⑤最後に広告プレビューで確認します。
STEP4:支払い設定をする
Facebookページの「ビジネス設定」を開き「支払い」を選んで、クレジットカードで料金を払います。
Instagram広告でたくさんの人に効果的にアプローチしよう
今回はInstagram広告の特徴や種類、Instagram広告を出す手順についてご紹介しました。
Instagramはたくさんの利用者がいるので、Instagram広告を使えば多くの人にアプローチできます。
ターゲットの設定により、フォロワー以外の見込み客に効果的にPRでき、URLリンクで誘導できる点なども、通常の投稿には無い、Instagram広告ならではのメリットです。
はじめてInstagram広告を出す時には、Facebookビジネスマネージャへの登録やInstagramアカウントとの連携などが必要になります。
しかし、準備は最初の1回だけですし、それほど難しくもありません。
Instagram広告を出してみたいとお考えであれば、この記事を参考にぜひ今後の集客にお役立てください。