COLUMN for DivingShopダイビングショップ向け経営・集客コラム
SNS運用はSEOに影響しない?それでも集客に必要なわけ
INDEX
無料で手軽に始められるSNS。
集客に役立てようとSNS運用をしているショップ様も多いのではないでしょうか。
ブログやホームページの記事をSNSで紹介して、その投稿がバズればブログやホームページの検索順位も上がる。
つまりSEOにいい影響があると思っている人もいるかもしれませんね。
しかし、SNS運用はSEOには直接影響はしません。
でも、うまくSNSを運用してブログやホームページをたくさんの人に見てもらうことはできます。
SNSでもブログ・ホームページでもショップをPRできれば、どちらかひとつよりも多くの人にアプローチできますし、相乗効果も狙えます。
この記事ではSNS運用とSEOの関係についてわかりやすくご説明します。
そしてSEOにも効果的なSNSの運用方法もご紹介します。
ホームページ・ブログもSNSも効果的に運用したいとお考えであれば、ぜひこの記事を参考になさってください。
SNSはSEOに直接影響しない
まずは、SEO対策とは何かをおさらいします。
SEO対策とは自分が運営するWebサイト(ホームページやブログなど)がGoogle検索の検索結果の上位にのるようにWebサイトの構成や記事などの内容を最適化することです。
検索結果の上位にのるためにはGoogleの検索エンジンに評価される必要があります。
くわしい評価の基準は公表されていませんが、ホームページやブログの記事のリンクをほかのサイトで引用されると読者の役に立つ情報を載せているとGoogleに評価されます。
また、評価されるには引用される記事の内容にそった自然な引用であることや引用される先のサイトが信頼できるかどうかもチェックされています。
SNSで記事を紹介してバズればたくさんのリンクが獲得できてGoogleからも評価されると思われるかもしれませんが、SNSからのリンクは評価されない仕組みになっています。
そのため、SNS運用はSEOには直接は影響しないのです。
SEOライティングについて書いた記事もあります。
SEOについてくわしく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
直接影響しないがSNSはSEOに無関係ではない
SNS運用はSEOに直接は影響しませんが、無関係ではありません。
間接的に影響しています。
SNS運用がブログやホームページのSEOにどんな影響をあたえるのかをまとめてみました。
SNSからブログやホームページへの流入が見込める
SNSでブログやホームページの記事を紹介したとします。
SNSでその記事に興味をもった人は紹介されたリンクをクリックして、記事を見に行くはずです。
SNSからホームページやブログへ読者の流入が見込めるわけです。
ブログやホームページを立ち上げたばかりの時はだれもブログやホームページの存在を知らないので見てくれる人はいません。
記事を投稿したらSNSで紹介してホームページやブログの存在をアピールするのはSEO対策としても有効といえます。
指名検索されるきっかけになる
SNSでの投稿がバズったり、SNSがテレビや雑誌の取材のきっかけになるかもしれません。
バズや取材でショップやサービスが有名になれば、ショップ名やサービス名を検索する人も増えます。
たくさんの人が訪れているサイトはGoogleの評価も上がりSEOにいい影響をあたえる可能性もあります。
被リンクをもらえる可能性がある
SNSで記事を紹介することでSEOに有効な被リンクをもらえる可能性があります。
SNSの投稿を見てホームページやブログを訪問し、記事を読んで「いいな」と思った人が自分のブログで記事を紹介してくれることもあります。
リンクなしでも有名になれば評価される
リンクをもらえなくても、サービスや店名がネット上で言及されるとGoogleに評価されます。
知名度が高い企業や店舗、サービスは検索結果に上位表示されやすくなります
上記のように、うまく運用すればSNSはSEOにもいい影響を与えてくれます。
ただし、SNSでの炎上には注意しましょう。
炎上で有名になってもショップやサービスに悪い評判がついてしまうからです。
SEOに効果があるSNS運用をするにはどうしたらいいか
SNS運用はSEOに直接影響するわけではありませんが、うまく運営できればご説明したようないい流れをつくれます。
ブログやホームページ、SNS両輪で動かすと相乗効果を生むことも可能です。
いい流れをつくるにはどうSNSを運用したらいいのかを以下にまとめます。
よいフォロワーを増やす
やはりフォロワーは少ないよりは多い方がよいです。
短期でフォロワーを増やすのは難しいので、SNS運用は息長く取り組むといいと思います。
また、フォロワーの数だけにこだわるのではなく運用しているアカウントのファン、ショップのファンを増やすような運用を心掛けましょう。
ダイビングショップのアカウントであれば、ダイビング愛好者や海が好きな人、ダイビングをやったことはないけど興味がある人にフォローしてもらえるようにします。
ダイビングが好き、関心がある人であればショップのホームページやブログにも流入しやすいはずです。
ほかのアカウントをフォローする時も同じダイビングショップやレジャー、旅行関係、ダイビングに関心のあるアカウントをフォローするのがおすすめです。
同じ関心を持つアカウントとのつながりも生まれやすくなるはずです。
質の高い投稿をする
よいフォロワーを増やすためには質の高い投稿を続ける必要があります。
アカウントをフォローしている人が「いいね」したくなる、シェアしたくなる、保存しておきたくなるような投稿ができるようにがんばりましょう。
ブログやホームページもSNSも両方を運営するのは大変なことです。
続けるためにも手間を省きつつ、質の高い投稿をするにはどうしたらいいかも考えて工夫してみるといいでしょう。
SNSでフォロワーの反応がよかった投稿をまとめてブログの記事にしたり、よく読まれているホームページやブログの記事をSNSの投稿用にアレンジしたりする方法もあります。
SNSでよく質問されることに回答する記事を書いて、SNSで回答の記事を紹介するのもいいかもしれません。
プロフィールにリンクを設置し記事にはシェアボタンを
SNSの投稿でショップに関心を持った人がホームページやブログにたどり着けるように、SNSのプロフィールにブログやホームページのリンクをきちんと載せましょう。
また、ブログやホームページの記事にも拡散しやすいようにシェアボタンを設けます。
シェアボタンがあるとフォロワーに拡散してもらいやすくなりますし、運用しているSNSで記事を紹介するのも楽にできるはずです。
SNS運用もSEOも集客に有効
今回はSNS運用とSEOの関係についてご説明しました。
SNS運用はSEOに直接は関係しませんが間接的には関係があります。
SNSとホームページやブログの両方をうまく運用すれば、SNSのフォロワーがホームページやブログを読んで拡散し、より多くの人に見てもらえる可能性もあります。
SNSでバズが起こればショップやサービスに興味を持ってくれた人が指名検索してくれるかもしれません。
SNS運用もブログやホームページをやるのもショップを宣伝し集客に役立てるという目的は同じだと思います。
両方を続けるのは簡単ではありませんが、SNSもブログと同様にフォロワーの役に立ち、おもしろいと思ってもらえる投稿をし続けるとフォロワーも増えて集客につながるはずです。
この記事がホームページやブログ、SNS運用をがんばっている担当者様の参考になれば幸いです。