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【Twitter名称変更!?】Xで何が変わったのか解説
INDEX
皆さんはTwitterの名称が変更されたことはご存じでしょうか?
2022年に10月27日にイーロン・マスク氏がTwitter社を買収してから、
Twitterは2023年7月24日に、ブランド名をX(エックス)に変更しました。
この記事では「Twitter→X」に変更された経緯と、名称以外にも変更される点や、
Xに変わることによる利用者へのメリットとデメリットについて説明していきます。
①「X(エックス)」とは?
イーロン・マスク氏(以降、マスク氏)がTwitter社を買収したことで、今まで「Twitter」と呼ばれていたSNSの名称が「X(エックス)」に変更されました。
Xという名称に変更した理由として、Twitterという名前が、短文だけでなく「数時間の動画を含めたほぼあらゆるもの」を投稿できるようになったサービスの状態と異なっているため、ふさわしいサービス名ではないと言及しています。
マスク氏は以前から、複数のアプリを1つに統合した「スーパーアプリ」を開発することを意思を明らかにしていました。
そのため、Xをもとにスーパーアプリを作成しようと考えていることが分かりますね。
②変更された点について
名称とロゴ
まずは、名称とロゴです。
「Twitter(ツイッター)」という名称から「X(エックス)」に変更されました。
運営会社のロゴも、有名な青い鳥のものから、黒を基調にした背景と白文字のXに変更となりました。
2006年に「twttr」という名称でサービスを開始されたので、名称変更は初めてではありませんが、17年以上も続いたブランド名を変更したので、まだ慣れない人も多いかもしれませんね。
また、ブランド名だけでなく、機能名も以下に変更されています。
- tweet(ツイート)→Post(ポスト)
- retweet(リツイート)→Repost(リポスト)
- 引用リツイート→件の引用
サブスクリプションサービス「Twitter Blue」の導入
マスク氏がTwitterを買収してから、「Twitter Blue」というサブスクリプションサービスが導入されました。
Twitter Blueに加入することで、現時点で使用することができる機能は以下の通りです。
- ツイートを編集: 元のツイートが送信されてから30分間、一定回数の変更を行うことができる機能です。
- 広告数の半減: [フォロー中] と [おすすめ] の各タイムラインに表示される広告数がおよそ50%減少します。
- 長文ツイート:長文ツイート機能を使用することで、最大500文字のツイートを投稿できます。
- ツイートの取り消し: 送信後のツイートを、Twitterの他のアカウントに公開される前に取り消すことができます。
- テキストの書式: twitter.comで、ツイートのテキストに太字と斜体の書式を適用できるようになりました。
- ブックマークフォルダ: ブックマークに追加したツイートを、後で簡単に見つけられるように、フォルダに分けて整理することができます。
- カスタムアプリアイコン: スマートフォンでのTwitterアプリアイコンの表示のされ方を、カスタムアプリアイコンで変更できます。
- NFTのプロフィール画像: 自分が所有するNFTを、六角形の形状をしたプロフィール画像としてTwitterアカウントに表示させ、オーディエンスにアピールすることができます。
- テーマ: Twitter Blueテーマを使うと、Twitterアプリの配色を選べます。
- カスタムナビゲーション: この機能により、ナビゲーションバーに表示される項目を選択して、お気に入りのコンテンツやTwitter機能にすぐアクセスできるようにすることができます。
- [スペース] タブ: Twitterでは、オーディオコンテンツに簡単にアクセスできる「スペース」の新しいインターフェースをテストしています。
- 話題の記事: ユーザーがフォロー中のアカウントや、ユーザーのフォロワーの間で最も多く共有されている記事のショートカットとして機能します。
- リーダー: 長いスレッドを読みやすい表示に変換できます。
- 会話や検索結果でのツイートの上位表示: ツイートに反応を示すと、そのツイートのランキングがわずかに上がります。
- 長尺の動画のアップロード: Twitter Blueユーザーは、最大で長さが120分まで、ファイルサイズが8GBまでの動画(1080p)をアップロードできます(twitter.comのみ)。
- ショートメールによる2要素認証: Twitter Blueユーザーは、ショートメールによる2要素認証を利用することで、Twitterアカウントのセキュリティをさらに強化できます。
詳しくは、こちらの公式ヘルプページをlご参考ください。
ただし、今まで通常アカウントでも行うことができていた機能も、Twitter Blueに非加入だと制限がかかるようになりました。
例えば、ダイレクトメールに関して、Twitter Blue非加入アカウントは、送信数無制限から1日20件程度しか送信できないようになりました。
今後変更が予想される点について
ブロック機能の廃止
ブロック機能は、Twitter上でユーザーが不快に感じたやりとりを見せないようにするために、有効な手段でした。
ブロック機能を使うことで、対象のアカウント・ツイートに、以下の制限をすることができました。
- フォローすること。
- Twitterにログインした状態で、ブロックした側のツイートを見ること。
- Twitterにログインした状態で、ブロックした側のツイートを検索して見つけること。
- ブロックした側にダイレクトメッセージを送ること。
- Twitterにログインした状態で、ブロックした側のフォローしているアカウント、フォロワー、いいね、リストを見ること。
- Twitterにログインした状態で、ブロックした側の作成したモーメントを見ること。
- ブロックした側のTwitterアカウントを自分のリストに追加すること。
- 写真にブロックした側をタグ付けすること。
しかし、今後のアップデートによって、上記の機能が無くなることが明らかにされています。
見たくないアカウントの投稿を自分の画面から表示しないようにする「ミュート」は引き続き使用可能です。
しかしミュートされた側は、ミュートした側のユーザーによる投稿を見ることや、それに返信する、コメントを付けて自分のフォロワーに再投稿することもできてしまいます。
Xに変更されることによるメリット・デメリット
TwitterからXへと変更されるメリットとして、「新しい機能の追加」が挙げられます。
マスク氏が発言しているような「スーパアプリ化」によって複数のサービスがXに追加されることで、私たち利用者がさらに便利な機能を使える可能性があります。
電子決済や電話・メッセージなど、今まで複数のアプリを使う必要があったものが
Xに統合されることで、1つのアプリでを簡潔することができるようになります。
デメリットとしては、「使用感の違い」が発生することです。
新しいアップデートの追加によって、今まで使っていた感覚からズレが生じる可能性もあります。
今後もアップデートによっては通常通り使えていた機能に一定の制限が設けられることもありえます。
また、慣れ親しんできたサービスを好んでいたユーザーが離れてしまうことも考えられるため、Twitterで集客を行っていた方は機能面も合わせて使いづらいと感じる部分も多くなるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では「Twitter→X」に変更された経緯と、名称以外にも変更される点や、
Xに変わることによる利用者へのメリットとデメリットについて紹介しました。
変更された経緯としては、以下の3点であり、
- Twitterの今のサービスが名前と異なっているから
- 言論の自由を確保するため
- 複数のアプリを1つに統合した「スーパーアプリ」をXをもとに作るため。
大きな変更点としては、以下の3点が言えます。
- ブランドや機能の名称
- Twitter Blueの導入と機能制限
- ブロック機能の廃止
「スーパアプリ化」を目指しているX(エックス)には、まだまだ新機能が追加されていくと思われるので、今後の動きにも注目していきたいですね!