COLUMN for DivingShopダイビングショップ向け経営・集客コラム
【動画で集客】YouTube shortsをやるメリットと他の動画ツールとの違い
INDEX
最近では、動画投稿で集客をすることも珍しいことではありません。
ダイビングショップを経営する皆さまの中にも、興味を持っている方はいるのではないでしょうか?
しかし、「動画投稿したことない…」「編集とか時間かかりそう」という思いから、なかなか始められていない方もいると思います。
ダイビングショップの初めての動画投稿には、簡単に動画作成・編集ができる「YouTube shorts」がオススメです!
この記事では、YouTube shortsとは何か、TikTokやInstagramのリール動画との違い、ダイビングショップがYouTube shortsを使うメリットと注意点、ショート動画の作成方法について解説します。
YouTubeショート(YouTube shorts)とは
YouTube shorts(以下、YouTubeショート)は、2021年7月27日から開始された、1分以内の短い動画を撮影・編集・公開できるYouTubeのショート動画機能のことです。
今までのYouTube動画は撮影や編集は別の機材やソフトを使い分ける必要がありました。
しかし、YouTubeショートは、スマートフォンとYouTubeアプリさえあれば、気軽に動画投稿をすることができます!
表示形式は縦型のみですが、スマートフォンで撮影・編集・公開を全て行うことが可能で、音楽やサウンドなどのBGMも制限はありますが使用することができます。
他にも動画の見方も、通常のYouTube動画がクリック形式であるのに対して、ショート動画はスワイプ(スクロール)形式であるという違いがあります。
他の動画アプリとの違いは?
ここでは、他の動画アプリ(Instagramのリール動画とTikTok)との違いについて紹介します。
Instagramのリール動画は、最大90秒の動画を撮影・編集・投稿できるInstagramのリール機能によって作成された動画のことです。
TikTokは、Byte Dance社が提供している最大10分間の動画を投稿できるSNSアプリのことです。
リール動画・TikTokとYouTubeショートとの違いは、利用ユーザー層です。
Instagramは20代が最も利用が多く、その次に10代の利用率が多くなっています。
TikTokは10代の利用率が最も高くなっていて、利用率の半分が若年層に集中しています。
つまり、リール動画とTikTokでは、若年層のユーザーが見ることが多いということになります。
InstagramとTikTokで動画を流行らせるためには、若者向けにターゲットを絞った動画投稿をする必要があります。
また、Instagramは、「動画を見る」という目的のみで使われるわけではなく、「トレンドを知る」「興味のある事柄についての情報を得る」「ショッピングをする」など、さまざまな目的のために利用されるという特徴があります。
TikTokは拡散性の高さが特徴として挙げられます。
ダイビングショップがYouTubeショートを使う利点
ダイビングショップがショート動画を作成する利点について紹介します。
幅広い世代に向けて情報発信を行える
YouTubeは、月間アクティブユーザーが7000万人以上かつ10〜60代の利用率が80%以上であることから、他の動画アプリに比べて幅広い世代に高い水準で利用されていることが分かります。
また、YouTubeショートの性質上、チャンネル登録者や再生回数が少なかったとしても、ユーザーの興味にピッタリな動画であれば、認知される可能性は高くなります。
そのため、チャンネル登録者数が少なくても、ユーザーが「ダイビング」「海」関連の動画を見ていれば、ダイビング好きのユーザーに認知される可能性が高くなります。
また、YouTube動画にはハッシュタグを付けることができます。
動画と関連性のある言葉をハッシュタグとして付けると、その言葉を検索する人に見てもらえる機会が多くなります。
TikTokやInstagramのような媒体でも可能ですが、10代や20代の利用者が多いので、その世代の中の「ダイビング好き」や「海・自然好き」しか認知度を上げられません。
YouTubeショートが多くの人に見られた場合、幅広い層の「ダイビング・海好き」にリーチをかけ、興味を持たれていることになります!
難しい編集がいらない
YouTubeショートは、YouTubeアプリのみで、撮影・編集・投稿をすることが可能です。
従来の動画のような時間のかかる編集がいりません。
InstagramとTikTokでも、動画作成はアプリ一つで完結しますが、ショート動画では手の加えられていない自然でリアルな動画が喜ばれる傾向にあるようです。
そのため、ダイビングの時に見られる海や自然の風景自体は、余計な編集・補正をかけるよりも、それだけでもユーザーを引きつけることが可能ではないでしょうか!
「幅広い世代に向けて情報を発信できる」「難しい編集がいらない」という2点からも、ダイビングショップ の初めての動画アプリとしてピッタリですね。
YouTubeショートを使う時の注意点
ここではYouTubeショートの注意点について解説します。
投稿してしばらくは再生数が伸びない
YouTubeショートでは、投稿された直後の動画は、他の2つの動画ツールと比べて再生数がなかなか伸びないことがあるようです。
興味を持ったユーザーの「おすすめ」の項目に入るためには、何回か再生される必要があるようなので、ダイビングショップのSNSを運営しているなら、動画をフォロワーに告知するなどの工夫をしなければなりません。
ショート動画はTikTokやInstagramにも投稿することができるので、ショート動画で伸びなかった場合や動画投稿に少し慣れたと思ったら、他の動画ツールで投稿してみても良いかもしれません。
動画やユーザーの分析を行う必要がある
SNSの運営にも言えることですが、動画を投稿しても勝手に再生回数が伸びていく訳ではありません。
動画を見てくれているユーザーがどういう年齢層なのか、どういう動画が再生されているのか、などを分析する必要があります。
分析を行わなければ、投稿したとしてもショップやチャンネルの認知度アップには繋がりません。
「難しそう…」と思うかもしれませんが、YouTubeには「YouTubeアナリティクス」というアクセス解析ツールがあり、YouTubeアカウントがある方なら誰でも無料で利用可能です!
詳しい使い方はこちらで確認できます。
ショート動画はどうやって作成する?
ここでは、ショート動画を作成する方法を紹介します。
ショート動画はスマートフォンで作成・投稿する機会が多いと思うので、スマートフォン版での方法を解説します。
①YouTubeアカウントにログイン(持っていない、別のアカウントを使いたい場合は新しく作成)し、ホーム画面下の作成アイコン(「+」のマーク)を押す。
②「ショート動画を作成」を押すと、動画作成ページが表示される。
(15秒を超える動画を作成したい場合は、画面右上の「15秒」押す。)
③画面下中央にある「撮影ボタン」(赤丸マーク)を押すと撮影が開始され、再び押すと撮影が終了する。
④画面右下の「完了ボタン」(チェックマーク)を押して、動画を編集したあと「次へ」を押す。
⑤動画にタイトル(最大100字)や設定などの詳細を追加し、「視聴者を選択」から子供向けかそうでないかを選択する。
⑥「ショート動画をアップロード」を押すと、公開される。
以上の方法で、ショート動画を作成できます。
他にも、あらかじめ撮った動画を編集してショート動画としても投稿できるようです。
くわしい投稿方法を知りたい方はこちらを参考にしてください!
まとめ
この記事では、YouTubeショートとは何か、TikTokやInstagramのリール動画との違い、ダイビングショップがYouTubeショートを使うメリットと注意点、ショート動画の作成方法について解説しました。
忙しい時でも、自然のリアルな動画を撮れるダイビングショップにはYouTube shortsによる動画投稿がオススメです!
YouTubeは、ショート動画にさらに「ショッピング機能」を導入する予定のようです。
新しい機能を導入するということは、それだけYouTubeショートを見ている人たちが多いと考えられますね。
集客のためにも、気軽に投稿できるYouTubeショートでダイビングショップのことを発信してみてはいかがでしょうか?
この記事が皆さまのお役に立てれば幸いです。