COLUMN for DivingShopダイビングショップ向け経営・集客コラム
【独自ドメインとは?】取得方法とメールアドレスで利用するメリットをご紹介!
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ダイビングショップを営業するにあたり欠かせないものがいくつかあります。
なかでも、お客様とのやりとりに欠かせないメールアドレスや、Web上での予約の窓口となるホームページをお持ちのショップ様は多いかと思います。
その際に何気なく利用されているものが「ドメイン」です。
この記事では、ドメインとは何なのかという基本情報から、独自ドメインを取得するメリット、ドメインの取得方法やメールアドレスに利用する方法についてなど、お店を経営していく上で知っておきたい「ドメイン」に関する情報をまとめています。
これからドメイン取得を考えてる方はもちろん、ご自身のホームページで既にドメインを持っているけど、メールはフリーメールを使ってる方など使用方法の見直しに役立つ情報をまとめておりますので、ぜひ参考にしてください。
そもそもドメインとは?
ドメインとはインターネット上の住所のようなものです。
ドメインによってそのメールをどこに配送すれば良いか特定できるわけです。
tarou@oooo.jpのメールアドレスですと「tarou」はアカウント名、「@oooo.jp」はドメイン名と言われます。
例えるならメールアドレスの「@」以降のドメイン名は会社や自宅の住所のようなものです。
一方「@」の前のアカウント名は会社や家族の一人ひとりの名前というイメージです。
ドメインを独自のものにすることにより、専用の住所を持つことできるということです。
またURLでいうとhttps://www.oooo.jpのoooo.jpの部分がドメインです。
ドメインはインターネット上でその情報がどこにあるかを示しています。
タクシーに乗った際、運転手に住所を見せて「ここに行きたい」と伝えることもあると思いますが、インターネットでも同じです。
URLを打ち込むことにより、「この情報を表示させて」と指示しているのです。
ドメインの種類は何がある?
ドメインにも様々な種類があります。
よく見かけるものとして
***.com
***.jp
***.co.jp
***.ne.jp
***.net
***.biz
***.info
などがあります。
***の部分はすでに利用している人がいない限り、自分の好きな文字列を入れることができます。
ビジネスで使うには、会社名や店舗名、ブランド名などに関連する文字列にした方が、お客様にわかりやすく、安心感が出るのでオススメです。
例えば「okinawa.biz」であれば沖縄に関する業務なんだなと一目でわかります。
ドメインは一度設定したら変更することはできないので、設定する際は慎重にしましょう。
ドメインの違いと特徴は?
ドメインの種類はたくさんありますが、違いは何でしょう。
ビジネス上でよく使われる3つのドメインの簡単な違いをご説明いたします。
***.com
これは世界中、誰でも利用可能なドメインです。
個人でも企業でも取得可能です。
申請にあたって書類や審査がないため取得しやすいドメインです。
***.jp
こちらは日本在住の方なら誰でも取得可能なドメインです。
国内のドメインなので.comよりも信用度が高くなります。
***.co.jp
こちらは日本で登記済みの法人格のみが取得できるドメインです。
一社につき一つしか発行できないため、とても貴重なドメインです。
そのため信用度はとても高いですが取得には少々手間がかかります。
また他のドメインよりも少し割高で年間3,000円程度かかります。
coはcorporeation(会社)、jpはJAPAN(日本)を表しています。
独自ドメインを持つメリット
具体的に独自のドメインを持つことによるメリットは何でしょうか?
大きく分けて3つあります。
以下でご紹介していきます。
メリット1:お客様に安心感を与えることができえる
初めて予約をするお客様は「どんな会社かな?」と不安を抱いている方もいらっしゃるでしょう。
その中で問い合わせ先のメールアドレスが無料のメールアドレスだった場合、不信感を抱く方も多いと思います。
また「本当にその会社の人なの?」と疑う人もいるかもしれません。
独自ドメインのメールでしたら、「ちゃんとした会社なんだな」と安心感を与えることができます。
メリット2:お客様との行き違いを防げる
YahooメールやGmailなど無料のメールアドレスは利用者も多く、迷惑メールの偽装アドレスとして使用されることが多いため、メール受信設定として迷惑メールとして判別されることが多いです。
無料のメールアドレスからお客様へメールを送っても、お客様の受信箱には届いておらず、行き違いなどトラブルになることもあります。
独自のドメインメールアドレスでしたらそういった心配が少なくなります。
メリット3:同じメールを使い続けられる
無料メールアドレスの場合、サービスによってはとつぜん終了してしまう場合もあります。
プロバイダメールの場合、プロバイダを変更することもあるかと思います。
その場合、同じメールアドレスを使い続けることができなくなります。
独自ドメインのメールアドレスの場合は同じメールアドレスを使い続けられます。
独自ドメインを持つデメリット
メリットはお伝えしましたがデメリットは何でしょうか。
ここでは2つご紹介します。
デメリット1:管理費用が必要
取得、管理に少なからず費用がかかります。
安いもので年間1,000円からです。
月々だと数百円の費用で済むため、自身で取得する場合の費用はそこまで高くありません。
業者に依頼する場合は、ドメインの取得費用だけではなく手続きの代行料などが発生する場合もあります。
デメリット2:取得の手間がかかる
検索や申し込みなど、ドメインを取得をするために作業が必要になるほか、利用するために更にサーバーを契約したりと多少の手間はかかります。
また既に利用しているメールアドレスがある場合、しばらくの間は両方のメールアドレスを確認する必要があるでしょう。
独自ドメイン取得方法
独自ドメインの取得方法は、自身で取得する、もしくは業社に依頼するの2通りに分かれます。
それぞれの方法について、以下で詳しく紹介いたします。
自分でドメインを取得する
独自ドメインを取得することはそこまで難しくありません。
「ドメイン 取得」などで検索すると、たくさんのサイトで独自ドメインの取得が可能です。
必要情報が揃っていれば簡単に独自ドメインを取得できます。
取得したドメインを利用するためには、更にいくつかの工程が必要になります。
例えば、メールアドレスに独自ドメインを利用したい場合の主な工程は以下のようになります。
1ドメインを取得する
2サーバーを契約する
3メールアドレスを作成する
4メールアドレスを使う設定をする
自分の考えてるドメインって使える?
まずは独自ドメインが利用可能かどうか確認をしてはいかがでしょう?
下記のサイトでも確認可能です。
https://whois.jprs.jp/
「検索キーワード」に作りたい独自ドメインを入れて検索をしてみてください。
使用状況が簡単に確認できます。
業者に依頼をする
ドメインの取得は、業者に依頼することも可能です。
依頼した場合、上記で紹介している全ての工程を代行してもらうことも可能です。
既にホームページなどの作成を依頼している会社があれば、その会社にお願いもできます。
ぜひご相談してみてください。
ドメイン取得後の注意
ドメインは一度取得したあと、永久に自動で使える訳ではありません。
1年更新などになっています。
更新しなければ使えなくなります。
ドメインは長く使うことでSEOなどの検索順位を上位にしたりなど、多くの効果を得られるため、使っていた独自ドメインを使用できなくなることは、ショップにとって大きな損失です。
自動更新になっていることが多いですが、どのような契約になっているか確認しましょう。
業者に依頼した方は作成時に確認してみてください。
オススメのメール送受信ツール
Googleがビジネス向けに提供している有料ツール「Google workspace」をご存知でしょうか?
費用はかかりますが、独自ドメインを利用してビジネスで役立つ様々な便利機能が利用できます。
取得した独自ドメインをメールアドレスに使用できるほか、ネット環境さえあればパソコンでもスマホでもメールの送受信が可能になるため、とっても使い勝手が良いオススメのメール管理ツールです。
Google Workspaceの機能について、詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
▼G SuiteがGoogle Workspaceに変更!機能・新プランを解説
https://bitknot.co.jp/column/20021/
独自ドメインのメールアドレスを使ってみましょう。
今回は独自ドメインを持つメリット・デメリットやドメインの取得方法、メールアドレスに利用するメリットついてご紹介しました。
独自ドメインのメールアドレスはお客様に安心感を与えることができ、外部環境に左右されず継続して利用できます。
多くの企業は独自ドメインを利用しているため、無料メールのドメインでメールが届くことで、不信感を持たれたりすることも考えられます。
ホームページ用にドメインを取得しているけど、メールアドレスには使用していなかったという方は、この機会にメールアドレスの見直しを行なってみてはいかがでしょうか?。
弊社でもドメインの取得やサーバー設定などの代行を行なっております。
取得や設定が苦手な方、忙しくて手間をかける時間が無いという方はぜひご相談ください。