COLUMN for DivingShopダイビングショップ向け経営・集客コラム
集客にも有効活用!ポッドキャストとは?活用例も紹介!
INDEX
ポッドキャストを利用していますか?
音楽やラジオを聴くことが中心の方が多いと思いますが、実は集客ツールとしても活用している事例が話題になっています。
今や個人や企業もポッドキャストを通じて情報発信しています。
しかし、何ができるかを具体的に把握している人は少ないかもしれません。
「ポッドキャストの詳細までは知らない…」
「できることは分かるけど、難しそう」
そのような悩みを持つ方のために、今回は、ポッドキャストの基礎知識と需要が高まっている理由、発信するメリット、ダイビングショップがポッドキャストを活用する具体例を詳しく解説していきます。
ポッドキャストとは?
ポッドキャストとは、インターネット上で配信される音声番組(以下、コンテンツ)、もしくはコンテンツを配信するサービス媒体のことです。名前は「iPod」と「broadcast」を組み合わせた造語となります。
今まで音声番組といえば、ラジオが一般的でしたが、ポッドキャストの場合、好きな時に好きな場所で聴くことができ、自分の好みのジャンルも選ぶことができます。
近年では、手軽に始められることから、個人だけでなく企業も積極的にポッドキャストを活用し始めています。
ポッドキャストの需要が高まっている理由
ポッドキャストの需要が高まっている理由は主に3つあります。
- 「ながら聴き」できる
- 深堀できる
- コンテンツ聴取によるファン・コミュニティの形成
「ながら聴き」できる
ポッドキャストは音声コンテンツのため、他の作業をしながらでも聴くことができます。「タイパ」を重視する人が多い現代では、効率的に情報収集をするのにポッドキャストはうってつけの手段と言えます。
深堀できる
視覚情報に頼らず、音声だけで情報を伝えるため、リスナーは内容に集中し、深い理解を得ることができます。また、日ごろから、スマートフォン・テレビ・パソコンなどの映像コンテンツに触れている人々の中には、「目を休める」ためにポッドキャストを選択する人もいるようです。
【参照元】https://mekanken.com/contents/1896/
ファンやコミュニティの形成
昔からラジオには根強いファンが多く存在し、コミュニティができることも少なくありませんでした。ポッドキャストでも同様のことが起きやすいのです。
ながら聴きから始まったポッドキャスト聴取も、視覚情報がないので、次第に内容を集中して聴くようになります。そして気づけばコンテンツに対して愛着をもつファンとなり、コミュニティが形成されていく、という流れになります。
コロナ流行以降、人との関わりが少なくなったので、共通の話題となるコンテンツは集客でも重要な要素になり得ます。
ポッドキャストで発信するメリット
ポッドキャストで発信するメリットは大きく分けて3つあります。
- 集客経路の増加
- 生の声を通した情報発信
- ブランドイメージの確立・向上
集客経路の増加
単純に新しい情報発信の場ができることで、WebサイトやSNSに加え、ポッドキャストという新たなチャネルで集客できるようになります。
また、ポッドキャストで発信した内容を文字起こししてWebコラムにする、配信内容を一部抜粋してオフショットをSNSに投稿する、といった工夫を行うことで、その他の集客手段との転用や相乗効果もねらうことができます。
生の声を通した情報発信
ポッドキャストは、発信者の声を通じて情報が発信されます。そのため、他のメディアと比べて感情や雰囲気をリスナー側が感じ取りやすいという特徴があります。
ホームページやSNSでも、文章や写真を通して情報発信は可能ですが、ポッドキャストの場合だと、より発信者側の考えや思いを伝えられるのがメリットと言えるでしょう。
ブランドイメージの確立・向上
専門的な情報や経験を発信することで、ショップの信頼性と専門性をよりいっそう高めることができます。また、魅力的なコンテンツを発信することができるようになれば、「○○をやっているダイビングショップか」と、さらにショップのイメージが明確に意識されます。
ダイビングショップがポッドキャストを活用する具体例は?
ポッドキャストを活用する例として、以下の3つの方法が挙げられます。
- マリンレジャー、アクティビティに関するアドバイス・経験談
- イベント広告・PR
- Q&A
マリンレジャー・アクティビティに関するアドバイス・経験談
一つ目は、マリンレジャー・アクティビティに関するアドバイスや経験談が効果的です。実際にダイビングに行った際の体験談や、ダイビングショップの裏側で起こったエピソードなどを語ることで、リスナーの興味を引きつけ、親近感を抱いてもらうことができます。
日々ダイビングショップで働いている皆さんだからこそ、「海」や「マリンレジャー」に関する専門知識や経験は、他の人にはない特別な性質だと言えます。
現場で働いている専門職の知識や経験を発信することで、興味関心の高い人に目に留まるコンテンツが作成できます。
イベントPR・広告
ポッドキャストを通じて、自店舗のイベントやキャンペーンのPRをするのも良い手段です。新しいダイビングツアーの告知や、期間限定のキャンペーン情報を発信することで、集客に繋げることができます。
他のコンテンツメディアと違いポッドキャストは音声発信です。そのため、SNS投稿やWeb記事と比較しても感情や思いが乗せやすく、イベントやキャンペーンの魅力と熱量を十分に伝えることができます。
また、ポッドキャストには広告を配信することも可能です。ポッドキャストを「ながら聴き」する人が多い現在では、有効な認知方法の一つになるでしょう。
Q&A
リスナーやお客さまに質問をつのって、その質問に答えていくQ&Aのコンテンツを作成するのも効果的です。ダイビングの初心者向けには、器材の使い方や水中での注意点などを解説するコンテンツは、非常に役立ちます。また、中・上級者向けには、より高度なテクニックや、人気のダイビングスポットを紹介するコンテンツも良いでしょう。
最初は得意な方に絞ったやり方でも良いと思いますが、二つの利用層のニーズを満たす発信を行うことで「有益な情報を発信しているダイビングショップ」として、店舗のブランドイメージ向上にもつながるでしょう。
ポッドキャストを発信するためには?
ポッドキャストを配信するためには、SptiifyやApple Podcastなどの聴くためのアプリやサービスだけではなく、「ホスティングサービス」という音声ファイルをアップロードするサービスを利用する必要があります。
初心者の方にもおすすめなのは、「Radiotalk」です。
編集や加工、生配信などの機能も無料で利用でき、なおかつAmazon musicやSpotifyのような大手ポッドキャスト配信サービスとの連携にも対応しています。
ポッドキャストを有効活用しよう!
いかがだったでしょうか?
この記事では、ポッドキャストの基礎知識と発信するメリット、ダイビングショップがポッドキャストを活用する具体例を解説しました。
ポッドキャストは、SNSと同様に気軽に情報発信できるサービスの一つです。
そして、発信者の感情や考えが「生の声」として乗ることで、ユーザーの心にも届きやすくなります。
音声コンテンツを発信し続けるのは、なかなか難しいことですが、動画配信と比べて準備があまりかからないのが利点の一つです。
現在、ダイビングショップ・マリンレジャー・アクティビティに関するポッドキャスト配信している人は少ないです。つまり、今始めれば、競合他社から集客の面で一歩リードすることになります。
気になった方はぜひチャレンジしてみましょう!