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わかりやすく伝えたい!「3の法則」の活用術

わかりやすく伝えたい!「3の法則」の活用術

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みなさん「3の法則」を知っていますか?
世の中にはさまざまな数字の法則がありますが、その一つの「3の法則」はビジネスやプライベートでも最も活用できる法則と言われています。
「3の法則」の定義とは、「根拠が3つあるとそれらしく感じる傾向」とされています。

この記事では
3の法則とは何か?どのように世の中で使われているか?
実際にどうやって使っていくか?をご紹介します。

「3の法則」は簡単に応用でき、すぐにでも使える知識です。
お客さまとお話するときに分かりやすく説明したい方や、プレゼンで論理的に伝えたい方、
ホームページで伝わる商品の説明をしたい方はぜひ参考にしてみてください。

3の法則とは?

「3」という数字はマジックナンバーと呼ばれ、項目を設定する際に、人間が最も理解しやすい数であり、安心感を与える数字とされています。

「3」を人間が理解しやすい数の理由

よくプレゼンなどで結論に対する根拠として3つの例を上げることが多いのは、このマジックナンバーを意識していると言われています。
意見を言うとき「根拠は3つあります」と言われると、「ちゃんとしているなぁ」と感じませんか?
「4つあります!」だとちょっと長い、「2つあります!」だとちょっと少ない。
「3」という数字は、多すぎず、少なすぎない、程よいバランスが保たれた数字なのです。
根拠が1つや2つでは弱いですし、4つや5つでは覚えきれないというのがその理由です。

3は記憶に残りやすく、物事を整理するのに適した数字だと言われています。

「3」が安心感を与える理由

「3」が人に安心感を与える数字というのは何故でしょうか。
例えば、脚が2本しかないイスをイメージして見てください。
もちろん不安定で倒れます。
では、最小限の脚数でイスを安定させるには、脚は何本必要でしょうか?
「3」本です。 4本目は、安定させるためにはなくてもいいのです。
物理的に最小限で安定する「3」という数字は、人の心理にも安心感を与えるといわれています。

3の法則を使った事例

先ほどご紹介したプレゼンの根拠の数が3つの例の他にも、3の法則を使った事例がたくさんあります。

3本の矢、日本三景、国民の3大義務、三種の神器、最近だと3つの密(三密)など、3のつくキャッチフレーズは世の中にあふれています。
また信号機は3色、じゃんけんも3種類、カップラーメンも3分です。
実はカップラーメンは3分よりも短い商品もできたのですが、全く売れなかったようです。
3分待つというのは、人間にとって心地良い待ち時間なのかもしれません。

吉野家のキャッチフレーズの例

吉野家のキャッチフレーズは「はやい、うまい、やすい」です。
テンポも良く韻も踏んでいるため、分かりやすく耳障りの良いキャッチフレーズです。
且、お店のコンセプトも的確に表しており、どんなお店かが印象の残ります。
もしこれが「はやい、うまい、やすい、でかい」など4つ目が加わると、全体的にぼやけてしまいメッセージが伝わりません。

iPhoneをこの世に生み出したスティーブ・ジョブズ氏

あの有名なスティーブ・ジョブズ氏もプレゼンする際に「2」という数字を強く意識していました。
iPhoneを発表した時、ジョブズ氏はMac、iPodに続く3つ目の革新的なデバイスだと紹介しました。
「革命的な3つの製品」を紹介すると伝え、3つの製品を紹介したのですが実際はそれらは1つの製品、iPhoneでした。
端末が進化した要点を伝える際には「薄い」「軽い」「高速」という3点を押し出しました。
「ジョブズ氏が挙げる要点は、必ず3つあった」といわれています。

Iphoneが爆発的に売れたのは、「3」を意識したプレゼンのおかげかもしれません。

3の法則をビジネスで生かす方法

ここでは3の法則をビジネスで生かす方法を3つご紹介します。

①お客さまへの説明やプレゼンの時に生かす!

例えば、お客さまへダイビングの説明でお話するときなどに、注意事項などで絶対に伝えたい事柄は、なるべく3つに絞ってお話すると分かりやすいです。
それ以上お話ししてもお客様の記憶には残っていないことが多いです。
「注意して欲しいことは大きく3つあります、1つ目は・・・」というように最初に3つあるというのを伝えて、説明するのが分かりやすくお話するコツです。

②商品のアピールポイントで生かす!

ホームページなどにダイビングのプラン説明を入れる時にも使えます。
プランのアピールしたいポイントをたくさん掲載してもお客様が読むのも大変ですし、印象に残りづらくなります。
プランのアピールポイントは3つにしぼって箇条書きにし、簡単な説明を入れると分かりやすい文章になります。
ホームページもすっきりと洗練された印象になります。

③商品プランを作る時に生かす!

商品プランの数も1つのカテゴリーにつき3種類あると良いと言われています。
1種類だけだと「これしかないか・・・」と思ってしまう。
2種類だけだと「どちらかの選択を迫られいる」と感じて一旦保留にしてしまうそうです。
3種類あるとお客さま自身に選択権があると感じ、その中から選びやすくなるそうです。
それ以上だと、選択肢が多くなりすぎて迷ってしまい選びにくくなってしまうようです。

その際に一緒に使える知識として、「松竹梅の法則」というものがあります。
値段の違う3種類の商品があり、それぞれの商品について違いがイマイチ判断できない場合、人は真ん中の値段の商品を選ぶ傾向にあるという法則です。

例えばコース料理を食べにいった時に10,000円、12,000円、15,000円の3種類ある場合、
12,000円のコースが1番売れるそうです。
ですがもし10,000円、12,000円の2種類だけだと7割の人は10,000円の安いコースが選ぶそうです。
あえて15,000円のコースを作って12,000円のコースをおすすめする、これが「松竹梅の法則」です。
商品を作る時には覚えておくと役立つ知識です。

マジックナンバー「3」ビジネスでも応用しよう

「3」という数字はマジックナンバーと呼ばれ、人間が最も理解しやすい数であり、安心感を与える数字とされています。
マジックナンバー「3」を使った事例は世の中に溢れています。
3本の矢、国民の3大義務、三種の神器、などあげたらキリがありません。
ビジネスにも応用されており、例えば吉野家のキャッチフレーズは「はやい、うまい、やすい」と3つのワードを使っています。
アップルを生み出したジョブズ氏が要点をあげる時は必ず3つあったといわれています。

この3の法則をビジネスで生かす方法として
①お客さまへの説明やプレゼンの際は、注意事項や根拠を3つに分けて話す。
②商品プランのアピールポイントは3つに分けて説明する。
③商品プランの数も3つが理想的。

とくに①はすぐに活用でき幅広く使えますので、ぜひ意識してみてください。

人生は伝える力機会の連続です。
長く話しても伝わらなければ意味がありません。
3の法則、マジックナンバー「3」を意識して、端的にかつ明確に伝えていきましょう!

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