COLUMN for DivingShopダイビングショップ向け経営・集客コラム
【SNS運用】初めてでもわかりやすく!SNS用語(X、Instagram、Threads、Facebook、TikTok)を解説!
INDEX
日常的に目にすることも多いSNSですが、ショップ運営でも活用したいと考えている方は多いのではないでしょうか。しかし、SNSもたくさん種類があることから「何から始めればいいかわからない」と困ってしまいます。
今回は各SNSの特徴を知り、自身のショップ運営にとってどのSNSが合っているのかを確かめてみましょう。
ショップに来ているお客さまに合ったSNSを活用することで、集客や器材販売に繋がります。それだけではなく、お客さまとの交流や、お客さまの要望などを汲み取れるようになるため、ショップの運営の強い味方です。
ぜひ、SNSを活用してショップ運営をより良い方向にしていきましょう。
基本的なSNS用語を解説!
みなさん日常的に使用されている方も多いSNSですが、そもそもどのような意味かご存じでしょうか。
SNSとは、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略で、利用者同士がネット上で社会的な交流を作り出せるサービスのことを指します。SNSの特性を生かし、現在では個人的な利用だけではなく企業の販売促進や市場調査に活用されています。
SNSを攻略することで、ショップの集客や商品の販売をスムーズに行えるようになります。さまざまあるSNSの特徴を理解し、自身のショップに合うSNSを見つけましょう。
それぞれのSNSの特性と専門用語を抑えておこう!
各SNSには特徴があります。今回は下記に挙げた、代表的なSNSから最新のSNSまでをピックアップしました。
- X(Twitter)
- Threads
- TikTok
自身のショップ運営においてどのSNSが情報発信をしやすいか、お客さまが見やすいかを考えてみましょう。
X(Twitter)
Twitterは馴染みのある方もいらっしゃるSNSではないでしょうか。
2023年7月にTwitterから名称がXへ変更されました。
Xの特徴はこれまでと同様に、短い文章を投稿するSNSで、情報の拡散力が特に優れています。
企業のアカウントでは、最新情報の発信を行うケースが多くみられます。投稿ごとに、ほかのページのURLを貼れるため、ショップのホームページへ誘導も行えます。また最近では、文章の投稿だけではなく、短い動画の投稿も可能となり情報発信の仕方の幅が広がりました。
Xは、課金をすることで公式マークが付いたり、検索結果の上位に自分の投稿を表示させられます。
Xの利用者は、20代が最も多く利用者の8割を占めています。2番目は30代、次いで10代となっています。Xは、情報の拡散スピードが早いため、トレンドに敏感な若者の利用率が高いのが特徴です。男女比は、男性49.9%、女性48.1%となっているためそれほど変わりません。
Xの利用者は、最新情報を得ることを目的としていることが多いため、ショップの最新情報を流すことでお客さまの目にとまりやすくなります。また、現在のダイビングの流行りを抑える際にも、活用できます。
X(Twitter)の用語
X(Twitter)で使用される用語をまとめました
ポスト・・・投稿のこと。Twitterの時はツイートと呼ばれていましたが、Xになりポストに変更されました。
リポスト・・・他の利用者の投稿を再投稿すること。
Xプレミアム・・・定期購入型のサービスコミュニティ・・・Xの利用者がグループを作って交流できる機能
Instagramは、写真投稿がメインのSNSです。一度は、インスタ映えという言葉を聞いたことがありませんか。写真や動画での投稿がメインのInstagramは、視覚的にお客さまへショップの魅力を伝えられます。
例えば、ダイビング中に撮った写真などを掲載してみましょう。するとダイビングに魅力を感じた利用者が、ショップのホームページまで来てくれるかもしれません。実際に、Instagramを活用して実店舗へ集客しているお店もあります。
最近では、手軽に見られる動画投稿がとても人気です。Instagramも、動画の投稿をおすすめしているため、より多くのお客さまに自身の投稿を届けることが可能です。
Instagramのお客さまは女性が多く、特に10代〜30代がメインとなっています。若い世代の女性に対して情報発信をしたい場合は、ぜひ利用しましょう。
Instagramの用語
Instagramで使用される用語をまとめました。確認し、ぜひInstagramへ投稿してみましょう。
フィード投稿・・・写真や画像を使用した投稿
リール投稿・・・短い動画を使用した投稿
ストーリーズ・・・24時間で消える投稿
キャプション・・・フィード投稿やリール投稿に追加できる文章
ハイライト・・・ストーリーズの投稿をプロフィールに残す機能
リポスト・・・他の利用者の投稿を自分の投稿として改めて投稿できる機能
Threads
2023年7月6日からサービス提供がはじまったのが、Threadsです。Threadsが利用できるようになってから、わずか5日間で利用者数が1億人を突破したことで話題になりました。
Threadsは、文章での投稿をメインとしています。Instagramのアカウントを利用して登録が可能です。X(Twitter)との違いは、投稿できる文章量の違いや画像・動画投稿の違いなどがあります。
Threadsでフォロワーが伸びると、Instagramでもフォロワーが伸びることがあります。ThreadsとInstagramはアカウント同士の連携機能があるため、両方活用することがおすすめです。
Threadsは、Instagramのアカウントを作成する必要があることから、若い女性の利用が多いのが特徴です。まだ新しいSNSのため利用者は他のSNSに比べて少ないですが、その分ライバルのショップも少ないため早めに慣れておくといいでしょう。
Threadsの用語
Threadsの基本的な用語は抑えて、ぜひThreadsへ挑戦しましょう。
スレッド・・・Threads内で議論するこ
投稿・・・投稿すること
リポスト・・・再投稿すること
リプライ・・・他の利用者の投稿を再投稿すること
引用・・・他の利用者の投稿を引用して、投稿すること
Fecebookの一番の特徴は、実名での登録です。また、実名での登録が必要なため、知り合いと繋がりやすいという特徴があります。偽名やなりすましは規約により禁止されているため、しっかりと実在するお客さまに情報を発信できるという点が安心感を与えるのではないでしょうか。
企業においては、公式性の高さからショップの公式サイトとして活用しているケースもあります。ショップの公式ページとして利用しているところをみると、事業所の地図・電話番号・営業時間などが掲載されています。予約ツールを導入して集客を行う場として利用しているケースもあります。
Facebookのユーザーは、30代〜40代のビジネス層の男性の利用が多いです。そのため、同業者間での繋がりをつくることも可能です。
30〜40代のお金がある世代への情報発信が可能なため、ダイビングを大人が楽しめる趣味としての紹介や、ダイビング経験者に向けての情報発信と相性が良いでしょう。
Instagram、Threads、FacebookはMeta社が提供しているSNSです。これらは、アカウントを連携でき、それぞれの投稿を各SNSに同時に投稿することもできます。
色々と使い分けるのが大変だなと感じる方は、それぞれのアカウントを連携させることで管理が楽になります。
Facebookの用語
Facebookは、Instagramと同じ会社が運営していますが、投稿の仕方については異なります。ぜひ、しっかり理解し自身の集客につなげましょう。
ニュースフィード・・・フォローしている人の投稿がまず表示されるページ
タイムライン・・・自分の投稿や情報が表示される
Metaビジネスマネージャー・・・FacebookやInstagramの投稿やインサイトの確認ができるツール
TikTok
TikTokの特徴は、短い動画に特化したSNSであるという点です。TikTokは、最大3分の動画の投稿が可能です。YouTubeとは異なり、ショートムービーをテンポ良く見られるところが、若者に受け入れられています。
TikTokには、「おすすめ」という機能があり、一人一人の利用者に合った動画を表示する機能があります。TikTokでは、フォローしていない動画作成者の動画も「おすすめ」に表示されるため、登録者数が少なくても幅広い利用者に共有できます。
ダイビング中の動画をTikTokで発信し、ショップを知ってもらうきっかけにするといった利用がおすすめです。動画の作り方によっては、広告感を薄くできるため利用者により受け入れられやすくなるでしょう。
TikTokの利用者は、10代が70%とかなり高く、次いで20代が52%となっています。男女は、男性29.2%、女性35.9%とやや女性の方が利用率が多くなっています。
TikTokは、若者の利用率が高いこともあり今後のショップ利用者や、ダイビング参加人口の向上に活用すると良いのではないでしょうか。
TikTokの用語
TikTokの基本的な用語を抑えて、ぜひ投稿してみましょう。
Tiktokアカウント・・・アカウント
エフェクト・・・動画を撮影する前後で使用する、編集機能
クリエイタープレイリスト・・・クリエイターが動画を分類し関連動画を連続して視聴できるようになる機能
デュエット・・・他の利用と共にTikTok動画を作成できる機能
効果的にSNSに取り組んでみよう!
各SNSは、投稿の仕方がかなり異なります。それに伴い、利用している年代も違います。ショップの情報を発信する際にはまず、下記の2点を考えましょう。
- 誰に情報を届けたいのか(年代・性別)
- 何を届けたいのか(写真・動画・文章)
まずはこの2点を考えることで、「どうやって届けたいのか(X、Instagram、Threads、Facebook、TikTok)」が決まります。
それぞれのSNSに合った投稿を作成し、情報を発信することでショップの魅力をより伝えられ、集客に繋がります。自ショップに合うSNSがあれば積極的に活用しダイビングの魅力や、ショップの魅力を伝えていくことができます。