COLUMN for DivingShopダイビングショップ向け経営・集客コラム
お客様の声をLINEで集める?!ぜひ使いたいリサーチ機能とは?
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LINE公式には無料で使えるリサーチ機能がついていますが使いこなせていますか。LINE公式のリサーチ機能を利用すると、お客様が求めているものやサービスがわかります。
リサーチ機能を学び、お客様の求めていることは何か調査してみませんか。調査することで、お客様に寄り添ったより良いサービスの提供が可能です。
LINE公式のリサーチ機能とはどんなもの?
LINE公式のリサーチ機能とは、投票形式やアンケート形式でお客様の興味や関心を調査できる機能のことです。
LINE公式アカウントを利用している方なら、だれでも追加料金なしで利用することが可能です。LINEのトーク画面上に出てくるためアンケートへ参加しやすく、お客様への負担は少ないです。
なによりも、公式アカウントがあるだけで無料で調査機能が使えるという手軽さは、ショップ経営者にとって嬉しい機能なのではないでしょうか。
これを機に、ぜひ活用してみましょう。
LINE公式のリサーチ機能を利用するメリットとは?
どんな機能かはわかったけれども、実際にメリットがあるのか気になります。
忙しいショップ経営の合間を縫ってでも、ぜひ利用していただきたい理由は4点あります。
- どんなお客様が多いか知ることができる
- お客様の理想をしることができる
- お客様が求めている情報を配信できる
- サンクスページをつくれる
それぞれ内容をよく確認し、自身のショップ運営に必要かチェックしましょう。
どんなお客様が多いか知ることができる
LINE公式に登録しているお客様は、どんな方が多いか気になりませんか。
LINE公式のリサーチ機能は、お客様が男性か女性なのか、何歳代か、職業などを知ることができます。お客様の属性を知ることで、今後の対応の仕方やクーポンを出す時期などが決めやすくなるメリットがあります。
例えば、会社員で30代〜40代男性の方が多いとすると、結婚されている方が多いと予想し、「夏休みに家族でダイビング」といった表題をつけて、クーポンを配布するという対策が可能です。
お客様の属性を知ることで、広告をかける時期や言葉の選び方の参考になるため、よりセールスが考えやすくなります。
お客様の理想を知ることができる
LINE公式のアンケートを通して、お客様の理想を知れる点がメリットです。
お客様は、今どんなダイビング機材を探しているのかや、どのようなダイビングスタイルを求めているのかを選択してもらうことで、お客様の求めているものがつかめます。お客様の理想を叶えることが、売上をあげるにはとって重要です。お客様の希望をいち早く正確につかむことで、ショップ利用の満足度が上がり、リピーターの獲得につながります。
またアンケートには、自由記述式の質問を設置することが可能です。こちらは、承認済みアカウントとなる必要がありますが、LINEに申請し5〜7日で認証がおります。より自由度の高い質問がしたい時には活用してみてください。
お客様が求めている情報を配信できる
お客様の属性や、理想を知ることでお客様の求める情報を配信できます。
お客様が求めている情報を配信することで、悩みを解決できるショップとして、ショップの信頼度があがります。
お客様にアピールするためには、やみくもにLINEで発信しても意味がありません。むしろ、逆効果です。お客様が求めている情報を発信することで、ショップの信頼度を挙げ、集客につなげましょう。
サンクスページをつくれる
アンケートの回答者に対して、お礼としてクーポンやメッセージの設定ができるサンクスページを作成できます。
アンケート後に、クーポンの発行があることを事前に通知しておくことでアンケートの回答率は上昇します。加えて、クーポンの配布があることで実店舗へクーポン利用のための来店が増加します。
お店に興味があり、LINE公式に登録してはみたものの、ショップへの来店にはつながっていない方々に対して、来店のきっかけづくりになるためおすすめです。
ぜひ、アンケート回答後にはクーポンを配布できるようにしましょう。
LINE公式のリサーチ機能を利用する際の注意点とは?
LINE公式のリサーチ機能はメリットがたくさんありますが、使用時には注意点があります。
- 回答者が20人以上ないと結果をダウンロードできない
- 満足度調査は90日に1度しかできない
- 回答と回答者を結び付けられない
INE公式アカウントの答えは、回答者が20人以上いないと結果の確認やダウンロードができません。回答を増やすためにも、クーポンの設置はおすすめです。また、満足度調査は90日に1度しか行えません。何度もアンケートを行うことは、利用者の負担になるためです。ぜひ、計画性をもってとりくみましょう。
LINE公式アカウントのアンケート機能は、匿名式アンケートのため回答内容と回答者は結び付けられません。お客様の全体像をつかむことには向いています。
注意点もありますが、上手に活用すれば大きな味方になるツールです。ぜひ活用してみましょう。
LINE公式のリサーチ機能の活用例
実際にLINE公式のアンケート機能を利用しているショップはあるのでしょうか。
今回は2件のショップを例にあげてみました。
静岡県のダイビングショップ事例
静岡県静岡市にあるダイビングショップでは、LINE公式を活用しアンケートを行なっています。好きなダイビングスタイルやダイビング機材をアンケートに盛り込み、お客様の求めているものの調査に役立てています。
また、アンケート後には限定クーポンも用意されており実店舗への導線も確保しています。
沖縄県のダイビングショップ事例
沖縄県の石垣島にあるダイビングショップでも、LINE公式のアンケート機能を活用しています。
LINE公式に登録すると、自動でアンケートがでてくるようにメッセージが設定してあります。初めのメッセージには、アンケート後に限定クーポンがあることが明記されているため、回答率アップのための戦略がとられています。
アンケートの内容には、お店を知ったきっかけについてがありました。お店に知ったきっかけを聞くことで、どの広告費を重要視するべきかということが見えてきます。こうして、必要なところへ広告費を配分することもできるため、アンケートは経営のための予算を立てるうえでも役にたちます。
LINEリサーチとは?
LINE公式のアンケート機能と名称が似ているLINEリサーチはご存じでしょうか。LINE公式のリサーチ機能を検索すると、一緒にでてきてしまうため区別が難しいと感じていらっしゃる方もいるかと思います。
LINEリサーチとは、LINEが提供するアンケート機能です。料金はプランによって異なり、LINE公式アカウントに契約済みで、LINE Official Account Managerの閲覧ができることが条件です。
LINEリサーチを使う最大のメリットは、調査対象者が650万人居るかつ、半数が10〜20代の若者という点です。他社では、なかなか調査できなかった学生やZ世代向けの調査も可能です。
今まであったような調査では、対象者が調査慣れしている場合もあり、リアルな消費者の声とは言いにくい現状がありました。しかし、LINEリサーチでは調査慣れしていない人が多く、リアルに生活している人から回答を得られます。
調査対象の質が従来の調査モニターとは異なる点は大きなメリットになります。
またLINEリサーチは、アンケートの返事がとても早く、高い回収率が望めます。というのも、LINEの通知でアンケートが配信されます。スマホをよく触っている世代に気づかれやすく、手軽に回答できるため返信率が高くなっています。10分以下くらいで簡潔に回答できるものが好まれる傾向にあります。
LINE公式のリサーチ機能とLINEリサーチの違い
LINE公式のリサーチ機能とLINEリサーチの違いは、価格面とサービス内容が大きく異なります。
リサーチ機能は、無料で利用できますがLINEリサーチは有料で、コースによって価格は異なります。そして、LINEリサーチには、さまざまな機能と専門のリサーチャーがサポートに入ります。
LINEリサーチは大手企業のSUNTORYが導入しているという実績もあります。
ショップの規模が大きくなってきた際にはぜひ活用してみましょう。
LINE公式のリサーチ機能を利用してお客様の声を集めよう
LINE公式のリサーチ機能は、無料で手軽にお客様へアンケートができるため大変おすすめです。
LINE公式のリサーチ機能を利用することで、お客様の求めている情報や商品を知れるだけではなく、実店舗への導線も作れます。LINE公式のリサーチ機能は、お客様にもショップ経営者にもメリットのある、大変便利な機能です。
まずは、LINE公式のリサーチ機能を活用してみましょう。その後、より詳しくお客様の求めていることを知りたいと感じた場合には、LINEリサーチを活用することがおすすめです。
ぜひLINE公式のリサーチ機能を活用してください。