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【トラッキングとは何か?】どちらを選択したらいい?

【トラッキングとは何か?】どちらを選択したらいい?

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みなさんは「トラッキング」という言葉をご存じですか?

例えばスマートフォンでアプリをダウンロードした際に「トラッキング」に関する許可が出て、困惑した経験はあるのではないでしょうか?

iPhoneの新システム「バージョンiOS 14.5」をインストールした方は、この画面を頻繁に見ると思います。

なぜならiOS 14.5では、アプリ上の個人情報収集についてユーザーに明確な同意を取ることが義務化されたためです。

トラッキングに関する許可がでたときにどちらを選択したらよいのでしょうか?

この記事では、

  • トラッキングとは?
  • トラッキングを許可した場合・しない場合にどうなるか?
  • トラッキングの設定方法
  • プライバシーを守るためには?

こちらをご紹介します。

今までなんとなく「トラッキングをしないように要求」を選んでいる方や、自分のスマートフォンがどういった状況になっているか分からない方、トラッキングが何か分からない方はぜひご参考にしてみてください。

トラッキングとは?

トラッキングというのは、アプリやWebサイトが、ユーザーの行動を追跡と閲覧データの収集などを行うことです。

集められた情報は、ユーザー毎に適した広告表示をするために利用されます。

たとえば、Amazonで見ていた商品が、他のWEBサイトをみているときに広告としてでてくる経験はありませんか?

これは、Webサイトがトラッキングを行っているためです。

他にも

  • どのページを訪問したのか
  • どれくらいサイトに滞在していたのか
  • コンバージョンに繋がったか

などショップでホームページを運用している担当者が普段確認している指標も、実はトラッキングを行っているから見ることができる指標です。

つまりトラッキングというのはWeb上のユーザーの行動履歴を収集・分析することです。

なぜトラッキングについての許可がでるようになった?

iOSでは「iOS14.5」以降から、Android(アンドロイド)では、Android12からアプリ上の個人情報収集についてユーザーに同意を取ることが義務化されました。

その背景にはプライバシー規制の強化があります。

トラッキングすることで、ショップのWEBサイトを運営している方は、サイトの訪問数など重要な指標を確認することができます。

ネット広告を出している方は細かいターゲティング設定ができるというメリットがあります。

しかしユーザー側からすると「自分の行動が監視されているみたいで嫌だな」と感じる方も多くいます。

2019年にJIAAが日本全国5,000名を対象に行った調査では、8割以上の方がネット上での個人情報の活用に不安を感じているという結果も出ています。

トラッキングの許可についてのポップアップがでるようになった背景には、ネット上でのプライバシー規制が進んでいるからです。

トラッキングを許可したときはどうなるか?

「トラッキングを許可」を選択すると、アプリやWebサイトでの行動履歴が収集・分析されて、自分に適した広告が配信されます。

その結果、自分の興味関心に近い広告が配信されやすくなります。

トラッキングを許可すると、セキュリティ上に大きな問題がでてくるのでは?と心配される方もいらっしゃるかもしれません。

実は、「トラッキングを許可」した場合も、セキュリティ上の危険性はあまりありません。

なぜなら、iOS14.5以前では常にトラッキングがされていました。

そのためiOS14.5にアップデートする前に危険なことがおこってなければ、まず問題ないと考えられるからです。

「トラッキングを許可」した場合のデメリットとしては、自分の趣味や嗜好にあった広告となるため、第三者に見られるのは恥ずかしいという方もいらっしゃいます。

トラッキングを許可しないときはどうなるか?

「トラッキングをしないように要求」を選択した場合は、アプリやWebサイトでの行動履歴が収集・分析されないため、自分に全く関係のない広告が表示されやすくなります。

トラッキングを拒否すると、アプリやWEBサイト上で自分の行動履歴を追われることはありませんので、プライバシー保護を重要視する方には、こちらがおすすめです。

スマホの設定がどうなっているのか確認する方法

トラッキングの「許可」または「拒否」について、最初のポップアップで選択をします。

ポップアップ以外でも確認・変更は可能です。

iPhoneでは[設定]>[プライバシー]>[トラッキング]より確認できます。

トラッキングのページで、上部の「Appからのトラッキング要求を許可」では、全てのアプリのページを設定できます。

それぞれのアプリで設定を変えたい場合は、トラッキングのページの下部にでてくる箇所で設定を変えることができます。

プライバシーを守るために

スマートフォンのプライバシーを守るためには、次のような点に気を付けましょう。

① トラッキング要求を許可するアプリを確認してみる。

前述にお伝えした方法でスマホ端末のプライバシー設定から、どのアプリにトラッキング要求を許可しているのか、確認してみてください。

トラッキングを理解する前になんとなく許可しているアプリがあるかもしれません。

信頼のおけるアプリのみ許可をするようにしましょう。

② 位置情報を許可するアプリを見直してみる

同じくプライバシー設定で、位置情報の利用を許可しているアプリの見直しもしてみてください。

そこに、位置情報の利用を不要とするような、電話帳や計算機アプリなどがあれば注意してください。

この際、①でも同様ですが、不要なアプリや信頼のおけないアプリは削除をして定期的に見直しましょう。

③ OSは最新のバージョンにアップデートする

進化し続けるウイルスに対応するため、よりセキュリティを強化したOS最新版が提供されています。

OSをバージョンアップするには時間もかかるため、面倒だと後回しにしている方もいらっしゃるかもしれません。

ですがOSをアップデートすることも重要なセキュリティ対策となります。

トラッキングを理解して選ぼう!

iOSでは「iOS14.5」以降から、Android(アンドロイド)では、Android12からアプリ上の個人情報収集についてユーザーに同意を取ることが義務化されました。

今までトラッキングに関するポップアップがでてきたら、なんとなく「許可」や「拒否」を選んでいた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

トラッキングというのは、アプリやWebサイトが、ユーザーの行動を追跡と閲覧データの収集などを行うことです。

「トラッキングを許可」を選択すると、アプリやWebサイトでの行動履歴が収集・分析されて、自分に適した広告が配信されます。

そのため広告が自分の趣味や嗜好に沿った内容となるため、第三者に見られると恥ずかしいといったデメリットに感じる方もいらっしゃいます。

「トラッキングをしないように要求」を選択した場合は、アプリやWebサイトでの行動履歴が収集・分析されないため、自分に全く関係のない広告が表示されやすくなります。

トラッキングを許可したからといってスマートフォンのセキュリティ上大きな問題がでてくるわけではありません。

ですがプライバシーに関して慎重になりたい方は、トラッキングを拒否した方が良いです。

またスマートフォンのプライバシーを守るためには以下の点も確認してみてください。

① トラッキング要求を許可するアプリを再確認してみる。

② 位置情報を許可するアプリを見直してみる

③ OSは最新のバージョンにアップデートしておく

スマートフォンのプライバシーでもあるトラッキングを理解し、うまく活用することで利便性は向上します。

そのためにも上記の3点を意識して、スマートフォンを利用するようにしましょう!

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