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Gmailの自動転送の設定方法と注意点
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複数のメールアドレスのメールを1箇所で確認したい場合や、メールのアカウントの権限を渡さずにメールの内容のみを共有したい場合などに、オススメなのがメールの自動転送設定です。
今回は現在利用されている方が最も多い、Gmail(Googleワークスペース含む)のメールの自動転送の設定方法と注意点をご紹介いたします。
Gmailをご利用中でメールの情報のみを共有したいとお考えの方はぜひご一読ください。
Gmail転送設定の前に
転送設定を行なうには、Gmailのログイン情報が必要になります。
すでにログインしている場合は、そのまま転送設定が可能です。
ログインしたことがない端末で転送設定を行なうには、メールのログイン情報として、メールアドレス・パスワードが必要になる他、セキュリティ設定によっては登録されている端末での2段階認証が必要になります。
2段階認証が不要でも、転送先メールアドレスで承認が必要になる場合があるため、前もって転送のタイミングを報告しておく、または別途承認の依頼を連絡するなど、メールアドレスの転送先と転送元が連携して行なうと転送設定がスムーズに行なえます。
2段階認証とは
2段階認証は、セキュリティ対策強化のため、2021年ごろから追加されています。
ログイン状態であれば、以下の方法で2段階認証の「有効・無効」を確認・変更することが可能です。
1.Googleアカウントの設定画面を開く。
※GmailなどのGoogleのツールを利用している画面で右上などに表示されているアイコン画像をクリックし、「Googleアカウントを管理」を選択すると設定画面に移動できます。
2.「セキュリティ」を選択
3.有効・無効を変更したい場合は「2段階認証プロセス」を選択
既に有効になっているものを無効にしたい場合は「オフにする」を選択すれば無効になります。
無効の状態から有効にしたい場合は、2段階認証をどの端末で確認するかなど、確認方法の登録やアカウントのパスワードなどが必要になります。
ダイビングショップ様の場合、予約の受付・管理をされているメールアドレスの場合は、メールに個人情報が含まれているものも多いので、セキュリティ対策として2段階認証は「有効」になっている状態が推奨されています。
Gmailの転送方法
Gmailの転送方法は以下になります。
1.Gmailの画面右上の歯車マークをクリックし「すべての設定を表示」を選択
2「メール転送と POP/IMAP」を選択
3.「転送先アドレスを追加」ボタンをクリック
4.追加用のモーダルに転送先のメールアドレスを入力し「次へ」をクリック
5.本人確認の画面が表示されたら、画面の指示通り入力または選択する
6.本人確認が完了したら「続行」をクリック
7.転送先アドレスを追加が表示されたら「OK」をクリック。転送先の承認が完了するまで、以下のような表示になります。
8.転送先に以下のようなメールが届いたら、リンクをクリックして承認を行なう。
xxx@xxxxx.com から xxxx@xxxxxco.jp
にメールを自動転送するリクエストをいただきました。
確認コード: 9999999
xxx@xxxxx.com からこのアドレスにメールを自動転送する場合は、下記の
リンクをクリックしてリクエストを承認してください。
https://⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎
リンクをクリックしても機能しない場合は、ブラウザで新しいウィンドウを
開き、このリンクの URLを貼り付けてください。
リンクにアクセスできない場合は、確認コード 9999999 を xxx@xxxxx.com
に送信してください。
※Googleアカウントの設定によっては言語が「日本語」ではなく、「英語」など、他言語で通知が届く場合があるようです。
メール内のリンクをクリックすると以下のような画面が表示されます。
「確認」ボタンをクリックして、以下の表示になれば承認完了です。
転送先の承認が完了すると、転送元の設定画面も以下のように変更されます。
「転送を無効にする」を選択すると転送設定が解除されます。
メールの自動転送を行なう場合は「受信メールを〇〇(使用中)に転送して〜」の方を選択してください。
また、転送元アドレスのメールをどうするかを4つの中から選択できます。
- メールを受信トレイに残す→これまで通り。
- メールを既読にする→受信トレイのメールが自動で既読になる。
- メールをアーカイブする→メールがアーカイブ保存されるため受信トレイでは見れず、検索などが必要になる。
- メールを削除する→転送元の受信トレイからメールが自動で削除される。
これまで通りのメールの閲覧・管理を行なうのであれば「メールを受信トレイに残す」を選択してください。
自動削除を希望されない限り「削除する」を選択しないようにご注意ください。
設定画面の最下部に「変更を保存」ボタンがあります。
保存しないと変更が反映されないため、設定変更が正しいことを確認し、最後に必ず保存してください。
メール転送に関するまとめ
Gmail以外のメールの転送は特に「承認」の作業が必要なく、メールサーバーでそのまま設定を完了できる場合がほとんどです。
メールサーバーによって表示が異なるため、コラム内で個別でのご説明が難しいのですが、設定方法に関しては「利用されているメールサーバー名+メール転送設定」などで検索するとすぐに情報を確認できるはずです。
Gmailの場合は、今回のコラムで紹介したように転送先の承認と、承認後の設定が必要になる場合があるため、転送先と転送元で連携して設定を行なうのが良いでしょう。
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