2025年に開催されたダイビング指導団体 NAUI主催のミーティングに参加し、登壇の機会をいただきました。

講演では、国内のダイビング市場において新規顧客の獲得が年々難しくなっている現状に触れつつ、既存顧客との関係性をいかに継続・発展させるかという観点から、LTV（ライフタイムバリュー）を意識した顧客管理の重要性についてお話しさせていただきました。
その中で、弊社が開発・提供しているダイビングショップ専用業務管理ツール「OKABAN-陸番-」の活用もご紹介しました。

また、懇親会では多くのダイビングショップ経営者・スタッフの皆さまと直接お話しする機会をいただき、現場が抱えるリアルな課題や要望を数多く伺うことができました。特に印象的だったのは、20代前半の若手インストラクターの方々との対話です。

夢や情熱を持ってこの業界に飛び込んできた彼らが、モチベーションを保ちながら長く活躍できる環境を整えることは、インストラクターの高齢化が進む現在のダイビング業界において、非常に重要なテーマだと改めて実感しました。

インストラクターの本来の役割は、「海の魅力を伝えること」「ゲストに安全で楽しい体験を提供すること」。
そのためにも、日々の煩雑な事務作業に追われるのではなく、本来の仕事に集中できる環境づくりが欠かせません。
私たちもその一助となるべく、業務効率化の側面から現場を支えていけるよう、引き続き取り組んでまいります。

今回のミーティングを通じて、業界の今とこれからについて深く学び直すとともに、「ダイビング業界を支える仕事ができることの喜び」を改めて感じた1日となりました。